川と海から-002.八幡橋の親柱
市内河川に現存する橋の多くは関東大震災後の復旧事業として建設されたもので、復興局の執行分37橋、横浜市の執行分41橋であった。短期間に集中工事をするため構造は数種類に限定されたが、外観にはさまざまな意匠が採り入れられて都市景観を豊かにした。...
川と海から-001.堀割川由来
南区の駿河橋(今は池下橋・久良岐橋)から八幡橋の先まで2キロメ-トル余りの水路が「根岸堀割川」で、明治3年に神奈川県知事井関盛艮(もりとめ)が自費工事請負い希望者を募集し、吉田勘兵衛九代目の子孫吉田家の当主が応募して明治7年に完成させた。今の県警パトカ-基地の裏山と対岸の自...